保護したムクドリの巣立ち雛・・・その2
住民の方が持ち込んだ、ムクドリの巣立ち雛…。
昨日のつづきです。
まず、怪我をしていないか確認しました。
体は異常なし。脚が折れていたりとかもありません。
羽は、もうしっかり生え揃っています。
体羽も翼も生えそろい、翼も折れていない。
尾羽の真ん中3枚のみ、僅かに鞘(さや)が残っているだけでした。
はぁ、よかった。まずはほっと一息つけました。
このまま放鳥しようか・・・とも思ったのですが、
保護したのが朝(詳しい時間まで聞けませんでした)ということで
何か食べさせないと・・・という思いがよぎりました。
放鳥するにしても、空腹のままではすぐに力尽きてしまうのではと思ったのです。
そして、雛は箱に戻し、布袋を箱ごと被せて保温し、
私は外へ急いで虫探しに出たのです。。
気分はまさに親鳥です。
虫、虫・・・こんな時に限って見つからない。
チョウやハバチの幼虫を探しましたが、見つかりません。
箱の中の雛が心配だし、焦ります。。
そうだ、ミミズ!ムクドリはよく地面をつっついてミミズを食べてるんだ!
すぐにバケツとシャベルを持ってきて、今度はミミズ探しです。
土が固い。。出てくる気配がない。。
と、一羽のムクドリが目に入りました。
少し湿った土の所で、地面を突っついています。
あれはもしや・・・ムクドリが『ここだよ』と教えてくれているように感じました。
すぐにその場所へ駆けつけ土を掘ると、早速ミミズ発見!
次々に4匹見つけることが出来ました。
天の助けに思えました。ムク、ありがとう!!
私も焦っていました。
雛を拾った場合、どうしたらいいかを調べればよかったのでしょうが、
他の仕事との関係で、その日は時間的余裕もなく、
また、人間と接している時間が短いほうがいいのではないか、
との思いが支配していて、なるべく早く放鳥を…と考えていました。
ミミズを持って事務所に戻り、捕まえてきたミミズを
ムク雛のくちばしに近づけても、くちばしを開こうとしません。
外に放すには、何か食べさせてからでないと不安だったので
(↑これも根拠はありませんが)
タオルにくるんでムクを抱き、ちょっとくちばしが開いた瞬間に
くちばしの中にミミズを入れると、反射的に飲み込みました。
2匹、この方法で食べさせることに成功。
2匹で空腹が満たされたとは思えませんが、
まったくのゼロよりは一安心…でき、箱に戻そうとしたら!
バサバサバサ
とムク雛が飛んだのです!!向かいの棚まで、飛行距離1.5メートル。
この子、やっぱり飛べるんだぁ…。これなら放鳥出来る!
・・・・・・またまた、明日につづきます。
この記事へのコメント
やっぱ雛からしてみれば人間のhummingさんの気持ちを知る事も出来ないですしね。
口あけませんよね^^;
でもはずみでも食べる事ができて良かったです。
「コワイよ~」って飛べたんでしょうね。
どうせ飛べるんだったら住民に捕まれそうになった時に飛んでれば良かったのにぃ。
って思ってしまう^^;
hummingさんの努力が報われますように。
何だかこの話、長編になってしまいました。
自分でも思いが色々あって、最近やっと気持ちの整理がついてきた所なんですよ。
本当に、最初に捕まった時に、必死に飛んで逃げれば良かったのに。。
この子、おっとりしてたんですよね~。
私を突っついたりせずいい子でした。